人事評価Navigatorを導入し、ペーパーレス化を実現。
ー人事考課にかかる事務のご負担についてはいかがですか?
人事考課制度を改定する前は、紙による運用を行っていました。全職員1,000名以上に対し、人事担当職員はわずか1名。膨大なデータの集計や、紙を郵送し合うのは非常に大変です。なんとかペーパレス化して、これを改善する必要がありました。
人事評価Navigatorを導入してからは、紙を一切使わなくなりました。当初は紙がほしいとの要望もありましたが、間もなくそういう声は減りましたね。新しく入職した方や、高齢の方からの問い合わせは未だに少しありますが、なにしろ他に手段がないので、やらざるを得ないんですね。それに先入観を乗り越えて実際にやってみれば、とても簡単なので問題はありません。
―それは良かったです。では、今はかなりスムーズに行われているということでしょうか?
はい。今は各施設に共用パソコンを設置して、人事考課の時期に使っていただけるようにしています。ただ、実際はご自身のスマートフォンで操作する人が多いようです。
人事考課の時期には、メール一斉配信システムを利用して、評価期間や締切が近いことをアナウンスします。あえて期間を短めに伝えることで、かなり期限どおりに回収ができるようになってきました。
考課者自身もどの部下の自己評価が未提出か確認できるため、部下に対して自ら自己評価を提出するよう声掛けしてくれています。
人事評価Navigatorを導入して、手書きに比べて格段に楽になりました。人事異動が多い病院でも考課者変更は設定ひとつで対応できるのが助かっています。また、離れた事業所の職員にも、パソコンで同じ画面を見ながらレクチャーできるのが楽ですね。
―内部で非常に上手く活用していただいているようで何よりです。
人事考課は、制度構築が目的ではなく、その運用を行いながら組織づくりをしていくことが大切なのだと捉えています。そういう意味では、私たちはまさに始まりの段階です。今後も、私たちの目指す組織のあり方を実現するために、人事考課をうまく活用していきたいと思っています。
―なるほど。当社も皆様にとってさらに使いやすいシステムを目指していきます。本日はありがとうございました!
(取材日:2019年8月20日)