- 病院名
- 医療法人玖寿会髙田病院 様
- URL
- https://takadahp.com/index.html
- 業種分類
- 医療・福祉
- 従業員数
- 51名~200名
- 導入目的
- 人事評価制度の構築・見直し
評価・集計の負担軽減
評価結果の活用 - サービス
- 人事制度構築コンサルティング
人事評価ナビゲーター
- 人事評価制度がなく、職員の評価や報酬の決定基準が不明確であった。
- 人事評価制度ができたことで根拠をもった育成や評価ができるようになった。
- 人事評価ナビゲーターの導入により、事務的な負担が少なく効率的な運用ができている。
はじめに医療法人玖寿会髙田病院様について教えてください。
当院は大正15年、初代院長 髙田隆次により開業しました。第2代院長 熊谷治海により医療設備の拡充・充実のみならず、特別養護老人ホーム玖珠園を開設など、当院における医療・福祉のパイオニアとして歩んできました。
平成25年4月より現院長の山下が継承しました。これまでの流れを汲みつつ、地域ニーズに応えるために整形外科診療体制の構築およびリハビリテーション部門の充実、平成26年秋からは郡内にはない80列マルチスライスCTの導入による診療精度の高度化に努めてきました。
地域住民のみなさまの幸せ、笑顔の為に、感謝される存在でありたいと考えています。そのため、地域の患者さんにとって必要な医療を提供するために日々取り組んでいます。
弊社に人事制度の構築を依頼したきっかけは何ですか?
今まで人事評価制度がなく、職員の評価や報酬の決定基準がありませんでした。構築するにあたって、外部業者さんの話を聞く機会があり、その中の一社が日本経営さんでした。
そして、日本経営さんの医療機関における実績の豊富さや担当者の知識量が多かったことが印象的で、お願いしようと思いました。
弊社のコンサルティングの中で、このときのこんな助言が良かった、こんなサポートをしてくれたなど良かったところがあれば教えていただけないでしょうか?
人事制度に関する圧倒的な情報量に基づき、根拠を持って助言いただいたことが良かったです。また、運用面では役職者を巻き込んでワークショップを定期的に実施していただくなど、現場を巻き込んで取り組みを進めてもらいました。現在も役職者を中心に法人の課題や役職者への期待など、その時の状況に応じた研修内容となるよう工夫していただいています。
人事制度の運用前と運用後で変わったことはありますか?
もともと人事評価制度がなかったので、制度ができたことで根拠をもった育成や評価ができるようになりました。また、運用面では、集計の手間を減らすためのシステム「人事評価ナビゲーター」を使うことで、事務的な負担が軽減できました。
人事評価ナビゲーターを使っていただいて、よかったなと思う機能はありますか?
例えば、判定会議の際には、院長と私で人事評価ナビゲーターの画面をプロジェクターで投影しながら実施しています。院長と話し合った内容をもとに、即時に評価結果の修正や反映ができるので100人弱の職員数でも効率的に検討することができます。また、職員の評価を決める際には、システムに搭載されたメモ機能を活用しています。メモには職員の働きぶりが具体的に記載されているため、最後に評価結果を調整する際にも参考にしています。
今後の髙田病院様のビジョンを教えてください。
時代が変われば制度も変えていくべきだと思いますので、時代に即した変化に対応できるような病院を作っていきたいです。また、人材育成の点ではまだまだ課題が残っています。日本経営さんと一緒に研修や評価体系の見直しなどを通じてブラッシュアップしていきたいです。人材の育成を進めることで、「病院に関わる全ての人(患者さん、職員とその家族、世間の人)を幸せにする病院」を目指していきたいです。
(取材日)2024/4/16