- 会社名
- 光陽商事株式会社 様
- URL
- https://www.koyoshoji.co.jp/
- 業種分類
- 卸売・小売
- 従業員数
- 500名~
- 導入目的
- 評価・集計の負担軽減
評価データの蓄積
評価結果の活用 - サービス
- 人事評価ナビゲーター
- 評価表作成・配布・集計に膨大な時間と手間がかかっていた
- フィードバックが口頭で終わってしまい、内容が伝わりにくいと感じていた
- 集計に3日かかっていた業務が、数クリックで完了
- 上司とのフィードバック内容も記録に残り、信頼関係が向上
- 時間に余裕が生まれたことで、制度の見直しや研修にも取り組めるようになった
今回は、人事評価システムを導入いただいた光洋商事株式会社様に、導入前の運用や、実際に導入してみてどうだったかを伺いました。現場のリアルな声をお届けします!
以前は「手作業だらけ」で、正直限界でした
人事評価システムを導入しようと考えたきっかけや、導入前に感じていた課題について教えていただけますか?
実は私、中途で入社してからもう3年半になるんですけど、その頃すでに、人事評価は紙とExcelで回している状況でした。年に2回の評価で、職種や等級ごとに作った査定表を人事総務がExcelで作成し、それを各責任者にメールで送ったり、アナウンスしたりしていました。
また、受け取った責任者はそのExcelを印刷して、紙で社員を評価していたので、とにかく手間がかかっていたんです。
しかも、評価対象者の名前もすべて手入力だったので、新しく入った社員がいれば毎回手動で追加する必要がありました。
評価が終わった後は、役員が全社員分のデータを手作業で集計していて、150名ほどの社員分をまとめるのに、丸3日くらいかかっていたんです。
それが今では、システム上でリアルタイムに集計できるようになり、データを出力してちょっと加工するだけで完了するようになりました。本当に助かっていますし、役員からも「これはいいね」と言ってもらえていて、システム導入してよかったなと思っています。
「軽く始めたい」ニーズにピッタリだった
システム導入時、他社との比較もされましたか?
はい。システム選定にあたっては、5社ほど比較検討を行いました。ただ、他社システムはタレントマネジメントシステムで多機能ということもあり、「まずは人事評価だけをシステムで始めたい」というニーズに最も合致したのが『人事評価ナビゲーター』でした。加えて、複雑な等級・職種体系にも柔軟に対応できた点も決め手になりました。
「履歴が見える化」されたことで、社員の意識も変わった
実際にシステムを使ってみて、「これ、いいな!」と思った機能はありましたか?
私は評価をされる立場ではないのですが、一番よかったのは、履歴が見られることだと思います。社員自身が過去の評価や上司のコメントを見返せるので、自分の成長を実感しやすいんですよ。
また、以前からフィードバック面談は実施していましたが、口頭で行っていたので、正直、伝わりきってないことも多かったと思います。システムを導入したことで、今はコメントもきちんと残りますし、お互いに信頼関係が深まった気がしています。
システム導入によって削減された時間で、今後取り組みたいことはありますか?
そうですね、今後は評価制度そのものを見直していきたいなと思っています。というのも、現在の査定表は10年くらい前から使用しており、最近では、当時の基準が現在の業務内容や組織のニーズに合わなくなってきたと感じているので、査定表の見直しを行っていきたいと思っています。
それから、評価者向けの研修も、今後は定期的にやっていきたいですね。これまでに2回ほど実施しましたが、うちでは絶対評価を採用しているので、評価者から「この評価で本当に合ってるのかな…」と、不安の声が上がることもあり、適正な評価を行っていくうえで、評価者のレベル合わせは重要だと考えています。
そういう部分をきちんとフォローできるような仕組みを、これから少しずつ整えていけたらいいなと思っています。
ありがとうございます。弊社では「ナビクラブ」という会員限定のナレッジサイトをご用意しております。「経営を学ぶ」「マネジメントを学ぶ」「人事評価を学ぶ」の3つのカテゴリがあり、「人事評価を学ぶ」では、「評価者面談」や「フィードバック面談研修」などの動画をユーザー限定で無料で閲覧できます。これにより、システムだけではなく、人材育成にも役立てていただけるような仕組みとなっています。
最終的には「育成・配置」まで見えるような仕組みに
最後に、今後の展望を教えてください。
最終的には、評価の結果が社員の育成や配置にもつながっていくような、もっと事業運営の様々な面で活用できる人事システムにしていけたらいいなと思っています。
たとえば、適性検査と組み合わせて、「うちの優秀な社員って、どんな特性を持っているんだろう?」といったことが見えるようになれば、配属やキャリア支援にも活かせると思うんです。
まだまだ道の途中ではありますが、今使っているシステムをベースにしつつ、API連携が可能かどうかなども含めて、相談させてもらいながら少しずつ整えていけたらと考えています。
一部、今のシステムでは対応が難しくて運用面でカバーしている部分もあるんですが、そういったところにも今後ご対応いただけたら、もっと使いやすくて、現場にフィットしたシステムになっていくと思っています。これからも一緒によりよくしていけたら嬉しく思います。今後とも、よろしくお願いします。
手作業だらけだった運用が、システムによって一気に効率化。単なる「作業の効率化」だけでなく、社員の成長実感や上司との信頼関係づくりにもつながっているというお話が印象的でした。評価業務の改善に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
引き続き、人事評価ナビゲーターはよりよいサービスを提供できるよう改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました!
(取材日)2025/04/18 ※掲載内容は取材当時のものです。