社員一人ひとりが正しく評価され、明るく成長できる組織へ

会社名
株式会社斉藤建設様
URL
https://saito-group.com
業種分類
建設・不動産
従業員数
51~200名
導入目的
人事評価制度の構築・見直し
評価結果の活用
サービス
人事評価ナビゲーター
人事制度コンサルティング
  • 経営者の主観ではなく、社員が納得して成長できる適切な評価基準が必要だった
  • 現場が各地に分散しており、社員の働きぶりをすべて直接把握することが難しかった
  • ITが苦手な社員もいるため、誰でも直感的に使えるシステムが必要だった
  • 現場が離れていても、これまで見えていなかった社員の貢献や実績が定量的に可視化された
  • 評価プロセスが明確になり、目標達成に対する社員のモチベーションが向上した
  • コンサルティング支援により、過去の反省を活かした自社に合う評価制度をスムーズに構築できた
  • 蓄積したデータをもとに、社員の自己成長や適材適所の人員配置につなげられる環境ができた

今回は、地域インフラを支える斉藤建設の代表・斉藤様、システム調整を担う常務・竹村様、現場定着を進めた総務課長・上村様に、人事評価システムの導入背景や「成長制度」への思いを伺いました。

本プロジェクトにおけるお三方の役割は以下の通りです。
■ 斉藤 正朗 様(代表取締役)
本制度を単なる評価や管理ではなく、社員の長所を伸ばしてボトムアップで引き上げる「成長制度」として温かく牽引されました。

■ 竹村 雅之 様(常務取締役)
過去に独自の評価制度で運用が止まってしまったご経験を踏まえ、社内のさまざまな要望をシステム設定へスムーズに反映させる調整役を担われました。

■ 上村 拓巳 様(総務部 総務課 課長)
自社の課題に合ったシステム選定を主導し、パソコンが苦手な方でも使いやすいよう動画マニュアルを作成するなど、現場が安心して利用できる工夫を推進されました。

貴社の事業内容や大切にされている理念について教えてください。

斉藤様:当社は長年地元に密着して事業を行ってきたため、地域に支えられて成長してきたという強い思いがあります。インフラ整備や災害対応など、地域の暮らしや命を守ることが当社の使命です。
社員全員が営業担当である気持ちを持って丁寧な対応を心がけており、お客様からも対応を評価する声を多くいただいています。
地域に愛され、必要とされる会社であり続けるためには、まず働いている社員自身が幸せでなければなりません。社員が安心して働ける環境を整えることが第一歩だと考えています。

一人ひとりが目標を持ち、成長を実感できる仕組み作り

評価制度を導入しようと考えたきっかけや、当時の課題は何でしたか?

斉藤様:10年ほど前から、評価制度についてさまざまな先輩方に相談してきました。「作ったほうがいい」という意見もあれば、「制度に縛られて柔軟な対応が難しくなる」という意見もあり、導入は慎重に考えていました。しかし、時代の変化とともに、社員一人ひとりの頑張りを適切に認め、成長につなげる仕組みが必要だと考えるようになりました。社員が納得感を持ち、安心して働き続けられる環境を整えることが、会社にとってますます大切になっていると感じています。
私が将来いなくなったとしても、正しく人事評価が行われ、組織として自走できる会社に仕上げることが私の役割だと思っています。
実は以前、自社で独自の評価制度を作ったことがありました。「この人は鉄骨工事に対応できる」「RC(鉄筋コンクリート)造の施工もできる」と要素を増やしていった結果、複雑になりすぎて「どう管理すればいいんだ」と運用が止まってしまった苦い経験があります。

上村様:また、評価制度を整える前に就業規則の改定や給与・待遇の改善を先行して行いました。社員が安心して働ける環境を整えた上で、次の段階として、一人ひとりが目標を持ち、成長を実感できる仕組みが必要だと考えました。

斉藤様:そのためには、何を頑張ればよいのか、どのような成果を上げたのかを、上司と社員が共有できる基準が必要です。良い点をきちんと認め、課題があれば一緒に改善を考える。そうした対話を通じて社員の成長を支える制度として、運用していきたいと考えました。

人事評価ナビゲーターを知ったきっかけと、選定の決め手を教えてください。

上村様:Webで「人事評価システム 安い」と検索したのがきっかけです(笑)。比較サイトで目に留まり、コストパフォーマンスが良くUI(操作画面)も優れていたため検討しました。
選定の一番の決め手は「誰でも直感的に使いやすいこと」です。当社にはITやパソコン操作に苦手意識を持つベテラン社員もいます。過去に他社システムを導入した際にも苦労した経験があったため、使いやすさを最優先しました。
また、社内のリソースや時間も限られていたため、システム単体ではなくコンサルティング支援もセットで依頼できる点が大きな魅力でした。
システムとコンサルティングが一体化していたからこそ、「こういう運用がしたい」という要望をダイレクトにシステム設定へ反映してもらえました。他社システムだったら仕様の壁に当たって止まっていたと思います。

竹村様:当社の内部事情や運用要望を深く理解いただいた上で、それを直接システム設定に反映してもらうことができ、ストレスなく進められました。

システムを導入し、実際に初回の評価を運用してみたご感想はいかがですか?

斉藤様:実際に運用してみて、本当にやって良かったと感じています。想定通りの評価もあれば、「この人は現場でこんなに素晴らしい実績を上げていたのか」という隠れた貢献が可視化される発見もありました。
評価プロセスが明朗になったことで、社員側にも「定めた目標や約束をしっかり果たそう」という良い意味での緊張感とモチベーションが生まれています。
デメリットはありません。「100%やってよかった」と感じています。
上村様:建設業は現場が各地に分散しているため、経営陣がすべての働きを直接見ることができません。だからこそ、中小規模の建設会社にこそ、こうした定量的に把握できる評価システムが必要不可欠だと実感しました。

中小規模の建設会社にこそ、定量的に把握できる評価システムが必要不可欠

スムーズに評価を定着・運用させるために、どのような工夫をされましたか?

上村様:どの社員も抵抗なく利用できるよう、いくつか工夫を行いました。
1つ目はアクセスのしやすさです。普段利用している社内ポータルのトップページに人事評価ナビゲーターのリンクを配置し、社員が迷わずログインできるようにしました。
2つ目はログイン時のサポートです。ログイン方法を案内するとともに、ログインできない場合は管理者に相談できるようにしました。
3つ目は操作マニュアルの動画化です。現場状況や天候によって忙しさが異なるため、数分間の操作解説動画を作成しました。ログイン方法から全体のスケジュールまでを動画で解説したことで、パソコン操作が苦手な社員も「これなら簡単だ」とスムーズに理解してくれました。

サポート機能をご利用いただいた感想をお聞かせください。

上村様:ヘルプページや動画マニュアル、お役立ち資料が非常に充実しているため、日常的な疑問のほとんどはシステム内で解決できました。自走しやすい環境が整えられていると感じます。

「評価制度」ではなく「成長制度」

貴社ならではの福利厚生や「成長制度」という考え方について教えてください。

斉藤様:当社では社員用のトレーニングジムを設置したり、4年連続で「健康経営優良法人」の認定を取得したりと、環境整備や福利厚生に力を入れてきました。そうした土台があったからこそ、次のステップとして評価制度を導入できたのは理想的な流れでした。

上村様:社長(斉藤様)はこの仕組みを「評価制度」ではなく「成長制度」と呼んでいます。「評価」というと上から切り捨てるような印象を与えがちですが、会社にいる限りは短所を咎めるのではなく、長所を伸ばしてボトムアップで引き上げていきたいからです。

斉藤様:将来的には、カードゲームのステータス画面のように、社員の得意分野や成長が分かる仕組みにしたいという構想もあります。社員同士が互いの強みを知り、それぞれの力を生かせるようにしたいです。地域の暮らしを支えるさまざまな工事に携わる会社だからこそ、社員それぞれの得意分野を把握し、適材適所で力を発揮できるようにしたいと考えています。それが仕事の質を高め、お客様からの信頼にもつながると思います。

人事評価ナビゲーターを通して今後実現したい未来や目標をお教えください。

斉藤様:誰でも正しく評価され、経営者の主観ではなく定めたルールに基づいて成長していく仕組みを定着させたいです。目標と結果を明確にし、毎年更新していくプロセスは、プロアスリートの年俸交渉や契約更改にも似ています。「成果に対してこのように報いる」という相互の約束を交わし、やりがいを持って成長できる企業文化を作っていきたいです。

竹村様:これから、毎期の目標や約束事を上司と部下でしっかり揉み合った上で評価する運用が本格化していきます。目標に対する成果や反省点もすべて人事評価ナビゲーター上にデータとして蓄積されていくため、社員一人ひとりが適切に過去を振り返り、自身の成長の糧にしていってほしいですね。

斉藤様:最終的なゴールは、地域社会から「斉藤建設があって良かった」と心から必要とされる存在になることです。地域に求められる企業・人になるためには、まず私たち自身が成長し続けなければなりません。人事評価ナビゲーターはその成長のための不可欠なツールだと感じています。
地域から「あの会社は社員みんなが明るく楽しそうで、バリバリ新しいことに挑戦している素晴らしい会社だね」と言っていただけるような組織を目指して、これからも歩んでいきたいです。

 

評価制度導入の経緯から、「成長支援」へと目的を転換された背景、そして貴社が目指されている組織の姿や将来のビジョンまで、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

社員の皆様の成長を支えながら、地域への貢献を大切にされているお考えにも触れ、私どもにとっても大変有意義な機会となりました。
今後も、貴社のさらなる発展と、社員の皆様の成長を心より願っております。

(取材日)2026年9月08日 ※掲載内容は取材当時のものです。

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