- 会社名
- 社会医療法人財団董仙会 様
- URL
- https://tosenkai.com/
- 業種分類
- 医療・福祉
- 従業員数
- 〜1000名
- 導入目的
- 評価・集計の負担軽減
評価結果の活用 - サービス
- 人事評価ナビゲーター
- 紙・Excelベースでの運用負担
評価対象者1,000名超の紙での配布、回収、承認、返却作業が非常に大変だった。 - システム間の連携の手間の発生
基幹業務システムと人事評価システムが繋がっておらず、連携に事務負担を要していた。 - 公平・正確な評価の仕組み
行動評価について、評価の時期が来てからつけていたため、直近の印象だけで評価してしまうところがあった。
- 担当者負担と時間外労働の大幅削減
Webで完結するため、負担が大幅に軽減され、時間外労働も大幅に削減できた。以前は一週間連続で作業をする職員がいたが、現在では半日ほどで完了している。 - API連携による効果
複数システムのマスタ管理や連携の労力がかからなくなり、ルーティン業務を圧縮できるようになった。 - 人事評価の公平性向上
メモ機能を使うことで、何か感じた際に都度メモをし、それを見返して定性評価を行うよう指導しており、公平な評価に繋がるようになった。

貴法人の概要(方針や理念等)についてお聞かせください。
当法人は、恵寿総合病院に加えて介護施設も運営しており、石川県を本拠として活動しています。病院は386床、従業員数は約875名、グループ全体のヘルスケアシステムで約1,600名規模になります。地域も縦に長く、奥能登の穴水町から七尾市、金沢まで医療機関を展開し、地域医療機関として活動しています。
創業精神は「いつでも、誰でも、たやすく、安心して診療を受けられる」病院を目指すことです。地域と一体となり、住民の健康維持に貢献することを大切にしています。基本理念は「信頼の心」「思いやりの心」「健全な経営」「職員の健康と幸せ」の4本柱で活動しています。
人事評価ナビゲーター導入前の課題や、導入前の人事評価の運用方法についてお聞かせください。
グループ全体で約1,600名いる職員のうち、評価対象者は1,000名を超えます。以前はExcelベースで運用しており、期初に目標を提出し、期末に結果を記入して回収する流れでした。
紙ベースだと、1,000名以上の紙の配布・回収・承認・返却が非常に大変で、評価期間も限られているため、短期間で人海戦術のような状態でした。4月に締める関係で、ゴールデンウィークや休日にも総出で作業しなければならない状況でした。
また、限られたリソースの中で生産性向上が求められている背景もあり、紙・Excel運用の無駄な作業を何とかしたいという思いがありました。さらに、公平で正確な評価を行う仕組みについても課題を感じていました。
評価実施にかかる時間は、他の業務も圧迫されてしまうような状況だったのでしょうか。
そうですね。それこそ休日出勤で対応することもあり、紙の回収に加え、Excelの行や列が変わることでデータがずれてしまい、修正作業にも時間がかかりました。全員分のデータをまとめて評価者に回し、ヒアリング資料を作る作業も負担が大きく、単純作業の繰り返しでミスも起こりやすい状況でした。
そのようなお悩みがあった中で人事評価システムをご検討いただくことになったと思いますが、どのような経緯で人事評価ナビゲーターを知っていただいたのでしょうか。
日本経営さんとは以前からお付き合いがあり、コンサルティングの中で「評価をシステムで実施できる」という提案をいただきました。従来のExcelスタイルをそのまま移行できる点をデモで確認し、職員も違和感なく使えそうだと感じました。紙から解放される点もメリットを感じたため、導入を決めました。
人事評価ナビゲーターをご検討いただく中で、他社のシステムも視野に入れていらっしゃったのでしょうか。
いくつか確認はしましたが、最初のイメージといいますか、人事評価ナビゲーターがもっともしっくりきました。今までのスタイルと大きく変わらずに運用できると感じたため、むやみに手を広げて混乱するよりも、日本経営さんの人事評価ナビゲーターに決めることにしました。
人事評価ナビゲーターでの評価実施を通じて感じた効果や変化をお聞かせください。
今までの回答にも通じますが、一番大きいのは「紙がなくなったこと」です。すべてがWebで完結するため、担当者の負担が大幅に軽減され、時間外労働も大幅に削減できました。
最初に設定する必要はありますが、設定さえしてしまえば、あとは、一連の流れですべて完結するため、評価の進捗確認や催促も容易になりました。また、フィードバックもタイムリーにできるようになりました。
具体的に、今まで評価にかけていた時間をどれほどまでに削減できたか、もしよろしければお聞かせください。
正確な計測はしていませんが、以前は5月の連休前の1週間、連続で作業していた職員がいました。それが現在では“半日ほど”で完了しています。配布から回収までの一連の作業まで含めると、40時間以上、イメージ的にはもっと大きく削減できていると思います。今年度の連休は精神的にも非常に楽で、職員も休めたのではないかと思います。
ご担当者として、あって良かったと感じる機能はございますか。
自由に目標を設定でき、従来の目標シートをそのまま移行できた点は非常に大きかったと思います。新しい説明が不要で、今までのExcelシートのイメージで利用できました。
繰り返しになりますが、配布・回収の手間がなく、オンラインでタイムリーに評価ができる。それから進捗管理が一目で分かり、早く対応するよう促すこともでき、一覧での比較が容易な点も非常に助かっています。
メモ機能やレポート機能等のオプション機能は何かご活用いただいていますでしょうか。
今年度の導入のため、詳しい使い方や職員が使いこなしているかはまだ確認できていませんが、当法人では行動評価と成果評価の2つに分けています。成果評価は期末時点での成果をもとに評価すればよいのですが、行動評価は1年間通じて評価する必要があります。今までは、評価の時期が来てから行動評価をつけていたため、直近の印象だけで評価してしまうところがありました。ただ、人事評価ナビゲーターにはメモ機能があります。メモ機能は、何か感じた際に都度メモをし、またメモを見返して、職員の行動や特性といった定性評価をするよう指導しています。メモ機能を使うことで公平な評価に繋がると思います。また、期末に行動を思い出す作業が不要になり、客観的な評価に繋がると評価者に伝えています。

人事評価ナビゲーターについて、職員様から何かお声をいただくことはございますか。
被評価者からは特に不満はありませんでした。以前の内容がそのまま移行できたことが大きいと思います。また評価者からは「非常に楽になった」という声が多いです。医療従事者が評価を行うため、紙の管理から解放され、時間を有効に使えるようになった点で高い評価を得ていると思います。
運用を進める中で、弊社のサポートで良かった点やご要望はございますか。
サポートについては本当に感謝しています。質問するとその日のうちにレスポンスをいただけるため、スムーズに導入できました。当院の運用スタイルに合わせて柔軟に対応していただき、違和感なく移行できたのはやはりサポートの方々のおかげだと感じています。
人事評価ナビゲーターでの評価結果をどのように活用していきたいですか。
事業所別の評価傾向がレポートで一目瞭然に確認でき、「部署によって評価が甘いのではないか」という点も把握できるため、次年度の菫仙会全体の制度見直しにも役立てていきたいと考えています。
人事評価ナビゲーターを通じて実現したいことはございますか。
公平で客観的な評価を行うことが大前提です。人事評価ナビゲーターを活用することで、職員の満足度の向上にも繋がると思います。過去のデータを蓄積し、人事システムと自動連携できるようになれば、より体系的な人事評価が可能になると感じています。ただ、初年度のため、ノウハウは足りない部分もありますが、可能性を感じておりますので、今後どのように活用していくかを考えていきたいと思います。
評価を通じて、職員様へのご期待や展望はございますか。
当法人はDXに非常に力を入れており、職員のパフォーマンス向上のためにさまざまな取り組みを行っています。人事評価ナビゲーターもその一つで、転職者にも「評価がオンラインで行われている」というイメージが伝わり、恵寿イズムの一端を担っていると感じています。今後もオンラインシステムを積極的に取り入れ、職員のマインド向上に繋げていきたいと思います。
API連携による効果は発生しているでしょうか。率直にお聞かせいただければと思います。
人事評価ナビゲーターと当院で導入済のERP(基幹業務システム)である奉行クラウドがAPI連携できるようになったことで、生産性向上を期待しています。特に便利だと感じたのは「人事評価結果を奉行クラウドに返すことができる」点です。
これまではローカルでダウンロード→編集→アップロードという流れでしたが、それがワンボタンで完結できるようになりました。複数システムのマスタ管理や連携に労力がかかっていましたが、API連携によってそれらが自動で同期されルーティン業務を圧縮することができると思います。評価結果をもとに前回の評価傾向を振り返り、来年度の董仙会全体の評価制度の見直しにも活かしていきたいと考えています。

人事評価ナビゲーターは、これからもお客様に寄り添ったサービスを目指して進化していきます。貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました!
(取材日)2025/11/12